セッション(2日目) ③人と人をつなげる コーディネーター講座

セッション 1日目      2日目     

 

 

テーマ

人と人をつなげる コーディネーター講座

コーディネーター

山口 幹生(United Flowers)

サブコーディネーター

田中 孝幸(Edit Tres)
          山下 洋平(YG JAPAN)

内容

「私、あなたのような人と出会えたのが偶然にしか思えないの」「いや、偶然なんかじゃない。この運命の赤い糸のおかげさ」
出会いの可能性は無限大。はたしてその秘訣とは?具体的な運命の赤い糸の作り方、はじめます。

レポート

「人と人をつなげる コーディネーター講座」と題して行ったこのセッション。狙いとしては、各種コミュニケーションの現場での(1)具体的な技術(2)心構えの両方に焦点を当てました。40人ほどの方が参加してくだり、とても楽しい会でした。

内容を簡単に紹介します。まずコーディネーターとは何をする人かを、二人の有名な指揮者の例を出してみんなで考えました。1人は演奏方法からタイミングまで具体的な指示を出す人。もう1人は指揮者として具体的な指示を決して与えることなく演奏者に考えさせる場づくりと雰囲気づくりを行える人。どちらが良いというわけではないが、場合によって使い分けられること、つまりコミュニケーションの引き出しを多く持ちTPOに応じて使える人になろう、ということから始まりました。

さて、その引き出しはどうすれば持てるのか。ここはビシっと言い切りました。すなわち、「知識」×「場数」です。まずは自分の癖を知り、得意なこと・苦手なところは何かを知り、そして改善のためには日常のあらゆる場面、非日常の場面をたくさん経験することが習得の王道であり近道です。サブコーディネーターの田中・山下の両氏も、それぞれの得意分野を生かした会話に花を咲かせました。

ここで来ていただいた方にも、このセッションで人前に立つ場数を踏んで もらおうかと考えていましたが、テーブル内での会話が止まらない止まらない、とても嬉しく楽しい雰囲気でしたので、そのままテーブル内での会話の場数のみとさせてもらいました。

最後に、人と人をつなげるコーディネーターの重要性について話しあいま した。言葉ばかりが先行している「つながり」を、本当の意味での 「つながりづくり」に変えていくための事例や、その重要性について話しまし た。人と人の出会いは無限の可能性を持っていると考えています。大事なの は、言葉だけではなくつながることだと思っています。あの参加者の皆さん と分かち合えた興奮は熱く、また来年も多くの人と会えるのを楽しみにして います。

(文責:山口)

 

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