セッション(1日目) ⑤「よく生きている人」の見つけ方 -最新の研究と実際の事例より-

セッション 1日目      2日目     

 

テーマ

「よく生きている人」の見つけ方 -最新の研究と実際の事例より-

コーディネーター

下田 哲広(Cancer Scan)

サブコーディネーター

水越 真代(シャイニング・ライフ)
中村 伸一(国保名田庄診療所)

内容

あなたのまわりで、いきいきと過ごしている人は、何が違うのでしょうか?本セッションでは、そんな「よく生きている人」の秘密について、最新の研究や実際の事例から手がかりをお伝えできればと思います。

レポート

「下田くん、今度の健康学習学会でセッションを持ってもらうことになったから、よろしく。」

「えっ!?」

その言葉を2月17日の準備会前日に、学会長である石川善樹さんに言われたときは、まさに寝耳に水状態でした。私はそれまで、仕事でもほとんど人前に立ってプレゼンテーションをしたことがなく、本当にできるのか?という不安ばかりがよぎりました。

しかし、準備会に出席し、また経験豊かな中村先生、水越さんにアドバイスをいただきながらセッションの内容を詰めていくにつれて、徐々に「できるかもしれない」という気持ちが湧いてきて、最終的にはとてもよいセッションとすることができたと思っています。

私のセッションは、「よく生きている人」=「自分の大事にする価値観に基づき、幸せに暮らすことができている人」とはどんな人なのか?というテーマで、参加者の皆様には、まず自分が大事にしている価値観(仕事、家庭、健康、趣味、お金)について優先順位づけをしていただきました。その上で、自分の生活がそれに即したものになっているかどうかの振り返りを行い、変えられるところについては一日の過ごし方を変えるために何ができるかを考え、変えられない場合は現状について「解釈を変える」ことでポジティブな暮らし方の手がかりを掴んでいただくというものでした。

自分の拙い進行を、中村先生や水越先生にサポートしていただいたおかげで、参加者に記入していただいたアンケート調査も概ね好評となり、最終的には54名という多数の方にご参加していただけました。

今回の経験によって、自分自身の振り返りにもなりましたし、何より1つのセッションをやり遂げたことで自分にとっての大きな自信になりました。最初無茶振りをいただいた学会長には恨み節ばかりをお伝えしていましたが、最終的にはとても感謝しております。

(文責:下田)

 

写真

 

写真 写真