セッション(2日目) ②うん?何?運動キャンペーン!?
セッション 1日目 ① ② ③ ④ ⑤ 2日目 ① ② ③ ④ ⑤
テーマ |
うん?何?運動キャンペーン!? |
コーディネーター |
若林 巧貴(身体教育医学研究所うんなん) |
サブコーディネーター |
中山 進(上北山村国保診療所) |
内容 |
運動する人を増やそうと私たちが取った作戦『運動キャンペーン』。作戦キーワードは口コミ・仲間・強み。苦難、学び、笑いありの珍道中。活動の行方はいかに⁉皆さんも仲間になったつもりで考えてくれませんか⁉ |
レポート |
【セッション内容】 中山間地域の島根県雲南市に住む、腰痛・ひざ痛に悩みを持っている高齢者に、どうすれば楽しく継続してからだを動かしてもらえるでしょうか。私たちはこの問題を解決するべく、「腰痛・ひざ痛は動いて治そう」というメッセージのもと、体操と歩行を普及する『運動キャンペーン』を行っています。 セッションでは、ソーシャル・マーケティングを活用した運動普及ツールや、保健師・研究者・運動指導士が連携し個性を活かした取り組み、また住民主体の口コミによる普及をご紹介しました。参加者の皆さんには、自分ならどのように運動キャンペーンを行うか、疑似体験してもらえるようにグループワークをしていただきました。 【感想】 健康学習学会のコーディネーターとして、2時間も話をさせていただくことは私にとって人生初の大役でした。準備中は、職場のスタッフに何度もセッションの練習に付き合っていただいて、構想を練り上げました。 セッション前夜は、不安のあまり眠れませんでしたが、会場に到着すると集まった参加者、学会を一緒に作り上げていくコーディネーター、サブコーディネーターの皆さんの応援に後押しされ、不安は吹き飛びました。セッション開始から終了まであっという間に時間が過ぎ、私に残った率直な感想は「興奮した!」でした。なぜなら、セッションで初めて出会った参加者同士の会話が、運動キャンペーンの疑似体験をきっかけに盛り上がり、皆さんの「元気」を直に感じられたからです。皆様のおかげで、貴重な経験をさせていただきました。 今回の経験では、聞き手が理解しやすい話し方や、主体的にグループワークに参加してもらう技術について学ぶことができました。何より、やればできるという自信を持つことができました。今後も高い壁にぶつかることがあると思いますが、この経験を糧に乗り越えていけそうな気がします。そして、いつか成長した姿で、継続中の運動キャンペーンをご報告させていただけたらと思います。本当にありがとうございました! (文責:若林) |