セッション（２日目）　①楽しく体験！　モチベーションアップの達人とは

楽しく体験！　モチベーションアップの達人とは

コーディネーター

佐藤舞（こみゅCafe ／福島県保健衛生協会）

サブコーディネーター

浦山北斗（こみゅCafe ／福島県保健衛生協会）
高根百合子（こみゅCafe ／福島県保健衛生協会）
山田晴美（こみゅCafe ／福島県保健衛生協会）

ゼネラルマネージャ

石田奈津子（新潟県燕市役所）

内容

あなたは尋ね上手？モチベーションアップの達人とは「情報の聞き出し」と「気持ちの引き出し」をコラボできる人。引き出せば引き出すほど貯まる、不思議な預金通帳…あなたもこの体験を通じて、心の財産を増やしてみませんか？５億円も夢じゃない⁉

はじめまして。初めてメインコーディネーターに挑戦した、佐藤舞と申します。

初めは不安だったのですが、１人でやるわけじゃないのが学会のいいところ。「きっと、なんとかなる！」と前向きに取り組むことができました。

今回のセッションは、「参加者同士が思いをわかちあうことよって学びを得る(健康学習の基本)スタイルを大事にしよう」「初参加の人が特に楽しめるセッションにしよう」という思いを込めて考えました。

1. 浦山さんの力作「心の預金通帳

2. （モチベーションをお金に例えて、残高が増減したできごとを書いたもの）を見ながら、人と関わる中でモチベーションが変わる瞬間を振り返りました。

3. 自分は誰と関わってモチベーションが上がったり下がったりしているか？「あなたにとって影響力のある３人」を書き出し、４人で共有してみました。話している時はどのグループも盛り上がっていました！

4. 自分のモチベーションが上がる時のように、相手のモチベーションを上げるにはどんな話し方をすればいいだろう…実際にロールプレイをして体験してみました。佐賀の看護学校のMさんが前に出てきてくれ、浦山さんがMさんの「情報・状況・数字・問題点」にだけ着目して「聞き出し」をする。（Mさんの表情は硬かった…。）そのあと参加者の１人に、Mさんの「人柄・目標・強み・夢」にも着目した「引き出し」をお願いしました。Mさんがキラキラした目で自分の思いを語り始めた瞬間、「聞き出し」と「引き出し」の違いが体感されたのではないかと思います。

5. 「聞き出し」ばかりでなく「引き出し」をされるとすごく気分が上がるんだな、ということまでたどり着いたあと、石田さんから、「日頃からプラスの言葉を使うよう心がけている」と普段の心の持ち方を教えていただきました。「プラスの言葉をつかう」「いいところを見つける」「相手に興味を持つ」といった日ごろの姿勢が、周りのやる気もアップさせてしまう、ということなんでしょうね！

6. 山田さんが語る「引き出され」エピソード

   山田さんはちょうど１年前ころ、親御さんの介護・転勤が重なりとっても苦しい時期がありました。そんな時、石川雄一先生が掛けてくださった言葉は「今はそういう時期。この苦しい時期は、これから上がっていくために必要な、準備期間。

   山田さんはとても感動し、前向きになれたとのこと。山田さんの真剣な表情に会場全体が感動に包まれたところで、２時間が終了しました。

セッションを終えて、私の心の中には、「誰かと一緒に１つのモノを作る楽しさ」が残りました。最後まで背中を押してくださった石田さん、まとまらない私の脳内を察してくださった山田さん、いつも違う視点から意見を出してくださる浦山さん、とにかく楽しい雰囲気を作ってくれる相棒の高根さん、いつも褒めて伸ばしてくださる学会の皆様、元気のパワーをくれた参加者の皆様。本当にありがとうございました！